サクランの特徴とは?
天然高分子
スイゼンジノリは、原核生物ですが、スイゼンジノリから抽出されるサクランは真核生物の作るムコ多糖類と類似の構造を持つとされ、様々な生理活性を持っています。
保水効果
改良ティーバッグ法にて、サクラン、ヒアルロン酸、キサンタンガムの保水試験を実施しました。各サンプル1g(乾燥重量)に対する保水した水の体積(ml) を測定し
た結果、サクランは自重に対し、6,000倍以上の保水力を示すことが分かりました。この数値は、一般の化粧品で保水力が高いと言われるヒアルロン酸と比べると、純水で約5 倍、塩水では約10 倍高いことが分かりました。
皮膜形成
サクラン水溶液(濃度10ppm)を雲母上に塗布し、AFM像で確認すると、サクランは網目状の皮膜を形成することが確認されました。
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